日本活性化プロジェクト・・その1

「これが、私が描いていた現時点での最終型の就業形態です。」
2016年1月、正月休み明け早々に、社長から入ったメールの書き出しです。
ナンノコッチャ・・?と思いながら、添付されていた資料を開くと、

(国民)総事業主化プロジェクト(株式会社タニタ様編)

とあります。益々、ナンノコッチャ??と思いながら読み進めると、、
一言でいえば、社員に個人事業主として独立してもらい、会社とは業務委託契約を交わして仕事をしてもらいましょう、というお話しです。

当時の私は、株式会社タニタという会社で、総務部長として人事を中心に担当して6年ほどが経ち、多様化する働き方のニーズに対し、いくつかの施策を企画・実施していたころでした。(人事・総務を担当する前は、企業法務や知的財産に関する仕事をしておりました。)
そんな私の常識が、「ムムム・・これは、大丈夫かな・・?」と、警鐘を鳴らします。

これはまさか、何か脱法的なこと?あるいは、人員整理??

そういったことを社長が望むとは思えないが、、と考えつつも、最初に感じてしまったのは、そんなところです。
正直、「これは無茶だ、、さすがに、実現は難しい。。」と。

あれから5年以上が経過して、現在タニタ社では、社員の1割以上が個人事業主に移行して活躍しております。
私自身も、個人事業主として(現在は法人成り)、「社員の個人事業主化」を広く世の中に提案しております。
無茶な施策の実現に挑戦・・これから何回かにわたり、私がタニタ社で「社員の個人事業主化」を実現したいきさつ等をご紹介していきます。

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